【高山市議会】飛騨高山まちの博物館の運営について(令和5年 12月議会 / 一般質問)

令和5年12月の高山市議会 定例会において、
飛騨高山まちの博物館の運営について一般質問を行いました。

目次

1.質問の背景

飛騨高山まちの博物館は、高山の歴史や文化を学び、周辺の町並みや文化財を巡る拠点施設として整備された重要な施設です。一方で、観覧料が無料であることや、開館時間が19時までと長く、休館日も設けていない運営のあり方については、市民から様々な意見も寄せられています。

また、博物館は展示公開だけでなく、資料整理や調査研究を担う学芸員の専門性が大きな役割を果たす施設でもあります。施設運営と専門業務のバランスが適切に取れているのかという点も重要だと考え、運営方針や体制について質問しました。

2.質問と市の答弁(Q&A)

Q1:観覧料を無料としている理由は。

A1:飛騨高山まちの博物館は、市民や観光客が身近に歴史や文化に触れ、周辺地域や文化財を巡るための拠点施設として整備されたものであり、より多くの方に利用してもらうため無料としている。

Q2:展示室の開館時間を19時まで、休館日をなしとしている理由は。またその利用率は。

A2:市民や観光客がより利用しやすく、ゆっくり滞在できるようにするためであり、特に夕方から夜にかけては他の観光施設が閉館している時間帯でも見学できる利点がある。令和5年度4月から11月までの17時〜19時の来館者は2万人を超えており、一定の利用があると捉えている。

Q3:学芸員は何人体制で組織し、どの時間帯・曜日に配置しているのか。

A3:博物館には正規職員2人のうち1人、会計年度任用職員6人のうち3人が学芸員で、計4人の学芸業務担当者がいる。このほか本庁側にも館長や係長を配置し、運営の指導やサポートを行っている。開館中は常時2人以上、そのうち少なくとも1人以上は学芸業務を行う職員が勤務する体制となっている。

Q4:市史編纂や資料整理が学芸員としての重要な仕事だと考えるが、運営業務とのバランスは適切なのか。

A4:学芸員には資料の収集・保管・展示・調査研究など重要な役割があり、その点は十分認識している。古文書や民具の整理も外部団体やボランティアと連携しながら進めており、特別展や展示替え、図録発行などにも取り組んでいる。今後も、学芸員の専門業務と運営業務のバランスを考慮しながら運営していく。

3.今回の質問を終えて

飛騨高山まちの博物館は、高山の歴史や文化の魅力を伝える大切な施設であり、その存在意義は非常に大きいと感じています。一方で、無料運営や長い開館時間、休館日なしという現在の体制が、今後も最適なのかは改めて検証が必要だと思います。

特に、学芸員の皆さんが本来の専門性をより発揮できる環境を整えることは、展示の質だけでなく、調査研究や資料保存、ひいては市民のシビックプライドの醸成にもつながります。今後は利用実態のデータや現場の声も踏まえながら、より効果的な運営体制が検討されることを期待しています。

より詳細な質問・答弁内容については、高山市議会の議事録もしくは高山市議会YouTubeによる中継をご覧ください。

市政に関するご意見やご相談がありましたら、お問い合わせフォームやSNSからお気軽にお寄せください!!

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