【高山市議会】飛騨酪農農業協同組合の解散による影響と市の対応について(令和7年12月議会 / 一般質問)

令和7年12月の高山市議会 定例会において、
飛騨酪農農業協同組合の解散による影響と市の対応について一般質問を行いました。

目次

1.質問の背景

2025年3月、地元牛乳として長年親しまれてきた飛騨牛乳を生産していた飛騨酪農農業協同組合が解散し、飛騨牛乳の生産は終了しました。

飛騨牛乳は学校給食をはじめ、市民生活や地域産業に深く関わってきた存在です。そのため解散により、

  • 市内酪農家
  • 牛乳の製造・流通に関わる事業者
  • 飛騨牛乳を使用した商品を扱う事業者

など、幅広い分野に影響が出ている可能性があります。

また、全国的にも酪農経営は厳しい状況にあり、地域の酪農を守るための支援が重要になっています。こうした状況を踏まえ、市の認識と対応について質問しました。

2.質問と市の答弁(Q&A)

Q1:飛騨酪農農業協同組合の解散が、市内酪農家・関連事業者および地域経済に与えた影響を市はどのように分析しているか。

A1:現在、市内の酪農家は岐阜県酪農農業協同組合連合会に加入し、生乳は美濃酪農農業協同組合連合会へ出荷されています。
 市内酪農家への影響については、今年4月に全酪農家を訪問し、飛騨酪農農業協同組合の解散に伴う影響や経営状況などについて聞き取り調査を実施しました。その中で、一部の酪農家からは、保証債務などが心配だ、金融機関からの運転資金や導入資金の借入れができないといった、今後の経営を心配する御意見が寄せられました。一方で、生乳の行き先が変わっただけで経営に影響はないといった御意見もお聞きしているところです。
 市内関連事業者への影響については、一部の事業者から、飛騨牛乳などがなくなったことで地元産の商品としての差別化が図れなくなったという声をお聞きしております。

Q2:酪農経営の継続が危ぶまれる農家の発生も想定される。市として必要な支援策をどのように考えているか。

A2:酪農経営の継続に関しましては、解散に伴う破産手続が現在も進行中であるため、現時点では把握しておりません。  現在、市では、酪農家を含む全畜産農家に対し、粗飼料価格高騰対策事業、牛舎等整備費助成事業、優良飛騨牛固定推進事業などの経営対策支援を行っています。  民間の保証債務や破産手続については、市としての関与は困難ですが、今後も引き続き、酪農家からの相談や要望をお伺いしながら、酪農家に寄り添った対応をしてまいります。

3.今回の質問を終えて

ふるさと納税は恒久的な財源とは言えない制飛騨牛乳は長年、市民に親しまれてきた地域のブランドでした。その生産が終了したことは、地域にとって非常に大きな出来事です。

酪農家の方々からは、「地元の人たちに自分たちの生乳を届けたい」という強い思いも伺っています。

飛騨牛乳の復活を願うためにも、まずは地域の酪農の火を絶やさないことが重要です。今後も酪農家の皆様に寄り添った支援が行われるよう、引き続き市政の中で取り上げていきたいと思います。

より詳細な質問・答弁内容については、高山市議会の議事録もしくは高山市議会YouTubeによる中継をご覧ください。

市政に関するご意見やご相談がありましたら、お問い合わせフォームやSNSからお気軽にお寄せください!!

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